読者の悩み
- NFTアートの売買に必要なMetaMask(メタマスク)てなに?
- MetaMask(メタマスク)の導入方法ってどうやるの?
- NFTアートを売買したいからMetaMask(メタマスク)の使い方が知りたい、、
今回は、上記悩みを抱える方に向けて、私がNFTアートの売買を中心に利用している「MetaMask(メタマスク)」の導入方法から使い方まで、画像付きで解説していきます。
「MetaMask(メタマスク)」は、NFTアートやNFTゲームなどを始めるときに必ず必要になります。
必ず押さえておきたい「MetaMask(メタマスク)」の4つの機能も紹介してますので、是非、「MetaMask(メタマスク)」導入を考えている方は、最後まで読んでみてください。
【概要】MetaMask(メタマスク)とは何かについて解説!
MetaMask(メタマスク)は、イーサリアムブロックチェーンに対応した仮想通貨ウォレットです。
もう少しわかりやすくお伝えすると、国内取引所(銀行)にある仮想通貨を持ち運ぶためのお財布になります。
例えば、NFTアートという作品を購入するときに、銀行にお金を預けたままだと購入できないです。
そのため、NFTアートという作品を購入するためにお財布にお金を移しておく必要があり、このお財布がMetaMask(メタマスク)になります。
なお、MetaMask(メタマスク)は、登録料も利用料もまったくかからないので、ご安心ください。
MetaMask(メタマスク)の特徴5つを解説!
ここでは、仮想通貨ウォレットである「MetaMask(メタマスク)」の特徴5つを紹介します。
MetaMask(メタマスク)の特徴5選
- イーサリアム系の仮想通貨・NFTの保管・管理が可能
- 手数料を自由自在に設定できる
- MetaMask(メタマスク)上で仮想通貨の「スワップ」が可能
- ブロックチェーンサービスとの連携機能あり
- スマートフォンアプリが実装済み
イーサリアム系の仮想通貨・NFTの保管・管理が可能
MetaMask(メタマスク)の特徴1つ目は「イーサリアム系の仮想通貨・NFTの保管・管理が可能」という点です。
また、複数のウォレットを作成できるため、用途ごとにウォレットの使い分けが可能になっています。
なお、他のウォレットによっては、トークンごとにアドレスが必要な場合があります。
そう言った意味でも、NFTの保管・管理がまとめてできることは、MetaMask(メタマスク)の大きな特徴と言えます。
ポイント
仮想通貨は、MetaMask(メタマスク)から仮想通貨をハッキングする事案があります。
そうならないためにも、用途ごとにウォレットを分けることは、非常に大切になってきます。
手数料を自由自在に設定できる
MetaMask(メタマスク)の特徴2つ目は「手数料を自由自在に設定できる」という点です。
MetaMask(メタマスク)では、イーサリアムブロックチェーン上で通貨やNFTを送受信する際に発生する「ガス代」と呼ばれるものがあります。
つまり、NFTアートなどを購入や売却するときにかかる手数料と思っていただければ大丈夫です。
そして、このガス代(手数料)は、以下3つのパターンから選択することができます。
- 低速:20Gwei
- 平均:22Gwei
- 高速:26Gwei
なお、Gweiはガス代の単位となっており、「1Gwei=0.000000001ETH」かかります。
注意書き
Gwei(ガス代)は、ネットワークの混雑に応じ、自動で表示されるようになっています。
Gwei(ガス代)は、高く払うほど、早く届くのですが、急ぎでない場合は、自分で安く設定しましょう。
※そのときに応じたガス代の目安は「Etherscan’s Gas Tracker」で調べるようにしましょう。
MetaMask上で仮想通貨のスワップが可能
MetaMask(メタマスク)の特徴3つ目は「MetaMask上で仮想通貨のスワップが可能」という点です。
なお、「スワップ」とは、仮想通貨をトークンに交換することを言います。
つまり、MetaMask(メタマスク)上で、イーサリアムからPolygon(MATIC)などに交換ができるのです。
注意書き
ただし、スワップにも手数料がかかるので、イーサリアムのガス代が高騰している場合は、注意してください。
暗号資産を500円交換するのに3,500円ガス代(手数料)がかかることもあります。
ブロックチェーンサービスとの連携機能
MetaMask(メタマスク)の特徴4つ目は「ブロックチェーンサービスとの連携が可能」という点です。
なお、ブロックチェーンサービスとしては、以下のようなサービスと連携が可能になっています。
連携可能サービス
- NFTマーケットプレイス:OpenSea
- NFTゲーム:CryptoKitties
- DeFiサービスなど
とくに、当ブログで紹介しているNFTアートの購入や売却は、OpenSeaとMetaMask(メタマスク)を連携しておこないます。
スマートフォンアプリが実装済み
MetaMask(メタマスク)の特徴5つ目は「スマートフォンアプリが実装済み」という点です。
MetaMask(メタマスク)は、Web版の場合、ブラウザの拡張機能として使いますが、スマホアプリも対応しています。
そのため、ブラウザ上でウォレットを作成しておけば、スマホ一つで取引も可能となります。
なお、MetaMask(メタマスク)アプリ版の導入方法についても、当記事で詳しく解説するので、ご安心ください!
MetaMask(メタマスク)の導入方法【PC版】
では、本記事の本題である、MetaMask(メタマスク)のブラウザ版の導入方法から解説します。
MetaMask(メタマスク)の導入方法(PC版)
- MetaMask(メタマスク)のダウンロード実施
- ウォレットの作成
- パスワードの設定
- シークレットリカバリーフレーズの入力
MetaMask(メタマスク)のダウンロード実施
ウォレットの作成
パスワードの設定
シークレットリカバリーフレーズの入力
注意書き
シークレットリカバリーフレーズを忘れると、トークンが取り出せなくなるので注意です。
また、ハッキングリスクを避けるため、パスワードとシークレットリカバリーフレーズは、紙などに書きうつして厳重に保管しましょう。
MetaMask(メタマスク)の導入方法【アプリ版】
続いて、MetaMask(メタマスク)のスマホアプリ版の導入方法について、iOSアプリを例に解説します。
MetaMask(メタマスク)の導入方法(PC版)
- MetaMask(メタマスク)のアプリダウンロード実施
- ウォレットの作成 / パスワードの設定
- シークレットリカバリーフレーズの書き留め
MetaMask(メタマスク)アプリのダウンロード実施
- iOSの場合:AppStoreで「MetaMask」と検索
- Androidの場合:GooglePlayで「MetaMask」と検索
ウォレットとパスワード作成
シークレットリカバリーフレーズの書き留め
注意書き
シークレットリカバリーフレーズを忘れると、トークンが取り出せなくなるので注意です。
また、ハッキングリスクを避けるため、パスワードとシークレットリカバリーフレーズは、紙などに書きうつして厳重に保管しましょう。
MetaMask(メタマスク)の4つの機能の使い方を紹介!
最後に、MetaMask(メタマスク)の活用で押さえておきたい4つの機能を紹介します。
メタマスクの4つの機能
- 仮想通貨の入金
- 仮想通貨の出金
- ブロックチェーンサービスとの連携
- 仮想通貨のスワップ
仮想通貨の入金
今回は、「GMOコイン」で購入したイーサリアム(仮想通貨)をMetaMask(メタマスク)へ送る手順となります。
まずは、GMOコインでイーサリアムを購入する必要があります。
もし、イーサリアムなどの仮想通貨を購入していない方は、「GMOコインの取引所で仮想通貨の購入と売却をする方法」を参考にしてみてください。
MetaMask(メタマスク)へ仮想通貨入金方法
- 国内取引所(GMOコイン)にMetaMask(メタマスク)のアドレス登録
- 国内取引所(GMOコイン)からMetaMask(メタマスク)へ仮想通貨入金
注意書き
上図の右上が「イーサリアムメインネット」となっていますが、イーサリアム入金時は、必ず選択済みか確認しましょう。
別のネットワークが選択されている場合は、入金ができず、そのままイーサリアムを失ってしまうことになります。
ポイント
なお、今回、「GMOコイン」で解説した理由は、仮想通貨取引所からメタマスクへの出金手数料が無料だからです。
ウォレット(メタマスク)への仮想通貨出金が無料なので、他の取引所より手数料を2,000円〜3,000円抑えられます。
間違いなく、一番お得に仮想通貨をメタマスクへ送れる取引所なので、開設がまだの方は、登録しておきましょう!
仮想通貨の出金
続いて、MetaMask(メタマスク)からGMOコイン(国内取引所)へ仮想通貨を出金する手順となります。
なお、出金方法についても、GMOコインとイーサリアムを前提として紹介していきます。
MetaMask(メタマスク)から仮想通貨出金方法
- MetaMask(メタマスク)へGMOコイン(国内取引所)の送付先アドレス登録
- MetaMask(メタマスク)からGMOコイン(国内取引所)へイーサリアム送付
注意書き
先ほど、解説しましたが、Gwei(ガス代)は、ネットワークの混雑に応じ、自動で表示されるようになっています。
Gwei(ガス代)は、高く払うほど、早く届くのですが、急ぎでない場合は、上図の「編集」で安く設定しましょう。
ブロックチェーンサービスとの連携
続いて、MetaMask(メタマスク)とブロックチェーンサービスの連携方法を紹介します。
なお、今回は、NFTの購入や売却ができる、世界最大級のマーケットプレイス「OpenSea」との連携方法です。
>>OpenSeaの公式リンク:https://opensea.io/ja
MetaMask(メタマスク)とOpenSeaを連携することで、NFTアートの購入や販売をおこなうことができます。
是非、NFTアートに興味のある方は、MetaMask(メタマスク)とOpenSeaを連携して、売買してみてください。
仮想通貨のスワップ
最後に、仮想通貨をMetaMask(メタマスク)上でスワイプ(交換)する方法を紹介します。
なお、今回は、「イーサリアム」から「FLOW」へスワップする方法となります。
MetaMask(メタマスク)のスワップ時のガス代は「Low・Medium・High」の3種類から選択できます。
もし、スワップ完了の時間を気にしない方は、「Low」に設定変更することをおすすめします。
以上、MetaMask(メタマスク)の4つの機能の使い方でした。
メタマスクの4つの機能
- 仮想通貨の入金
- 仮想通貨の出金
- ブロックチェーンサービスとの連携
- 仮想通貨のスワップ
是非、MetaMask(メタマスク)を導入して、仮想通貨の入出金やスワップ、NFTアート購入や販売などをしてみてください。
【メタマスクとは?】登録方法から使い方や入金・出金方法のまとめ
MetaMask(メタマスク)は、今後、さまざまなサービスが出てくるブロックチェーンサービスを利用するうえで、必須のツールです。
また、MetaMask(メタマスク)は、今後、独自トークンを発表すると明言しています。
なので、今のうちに、MetaMask(メタマスク)を利用しておけば、リリース時にトークンが貰える可能性があります。
是非、Web3.0の時代に乗り遅れないためにも、MetaMask(メタマスク)を今のうちから使えるようになっておきましょう。
ポイント
なお、「GMOコイン」の口座開設がまだの方は、今すぐ開設しておきましょう!
ウォレット(メタマスク)への仮想通貨出金が無料なので、他の取引所より手数料を2,000円〜3,000円抑えられます。
以上、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。