読者の悩み
- 仮想通貨取引所を選ぶときによく聞く「スプレッド」ってなに?
- 仮想通貨は「スプレッドが狭い」販売所で買うと損するって聞いたけど本当なの?
- 仮想通貨の「スプレッドが狭い(安い)」販売所ってどこなの?
当記事をご覧のあなたは、このような悩みを抱えているのではないでしょうか?
実は、私自身、仮想通貨におけるスプレッドを理解せずに仮想通貨取引所を利用し、損をした経験があります。
今回は、そこで得た経験をもとに、スプレッドとは何かを解説するとともに、販売所で発生するスプレッドに着目したおすすめ仮想通貨取引所3つをランキング形式で紹介していきます。
是非、「スプレッドを理解して、損をしない仮想通貨取引をしたい方」は、最後まで読んでみてください。
仮想通貨のスプレッドとは何かについて初心者向けに解説!
仮想通貨におけるスプレッドとは、上表の「販売所での仮想通貨の購入時と売却時の価格差」を指します。
なお、もう少しわかりやすくお伝えすると、以下のような差額の手数料を指します。
スプレッドとは?
- 相場が1BTC100万円のとき、販売所で1BTC103万円で購入。
- その後、相場が1BTC100万円のときに販売所で1BTC 97万円で売却。
- 1と2の結果、103万円(購入)-97万円(売却)の差額6万円がスプレッドとなります。
つまり、1BTC100万円のときに販売所で購入し、1BTC100万円の相場で売却した場合、6万円のスプレッドが取引所より取られている状態を指します。
なお、このスプレッドは、仮想通貨取引所でおこなう仮想通貨の購入や売却時の取引方式(販売所)で必ず発生します。
と思われた方は、「販売所」と「取引所」の違いも詳しく解説していきますので、このまま読み進めてみてください。
仮想通貨のスプレッドがなぜ発生するのかを初心者向けに解説!
仮想通貨のスプレッドは、仮想通貨取引所における「販売所」経由の購入時に発生する手数料とお伝えしました。
まずは、ここを理解するために、販売所と取引所の違いを下表で紹介していきます。
- | 販売所方式 | 取引所方式 |
取引相手 | 業者 | 利用者間 |
メリット |
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デメリット |
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手数料 | 無料の取引所あり | 格安 |
スプレッド | 広い | なし |
上表の通り、販売所方式は、取引相手が業者(仮想通貨取引所)なので、手数料が無料と言っておきながら、スプレッドとして多くの手数料を取ります。
そのため、スプレッド=見えない手数料と言われており、私もここに騙されました。
なお、取引所は、利用者間の取引なので、スプレッドが存在せず、手数料も格安となっています。
注意書き
とは言え、取引所は「取引板」と呼ばれる場所で取引をする必要があり、初心者には少し難しいのも事実です。
また、買い手が見つかるまで売買できないので、初心者のうちは、スプレッドの狭い販売所を探し、取引に慣れるのをおすすめしています。
仮想通貨取引の販売所におけるスプレッド比較表を紹介!
ここでは、各仮想通貨取引の販売所におけるスプレッドや取引手数料を表にまとめて紹介します。
取引所名 | スプレッド(ビットコイン) | スプレッド(イーサリアム) | スプレッド(リップル) |
コインチェック(coincheck) | 177,400円(1BTC) | 16,280円(1ETH) | 5円(1XRP) |
ビットバンク(bitbank) | 87,878円(1BTC) | 11,049円(1ETH) | 3円(1XRP) |
GMOコイン | 147,061円(1BTC) | 11,019円(1ETH) | 3円(1XRP) |
DMM Bitcoin | 51,212円(1BTC) | 5,943円(1ETH) | 1円(1XRP) |
※上表は、2022年7月22日時点のスプレッドとなります。
上表の通り、仮想通貨取引所において、スプレッドの観点で選ぶのであれば、「DMM Bitcoin」一択です。
仮に、同じ1BTCを販売所で購入するにしても、コインチェック(177,400円(1BTC))とDMM Bitcoin(51,212円(1BTC))で126,188円の差があります。
そのため、販売所で仮想通貨を購入する場合のスプレッドを比較すると、圧倒的に「DMM Bitcoin」がお得となっています。
仮想通貨のスプレッドが狭い仮想通貨取引所3選をランキング形式で紹介!
では、ここまでの内容を踏まえたうえで、初心者におすすめしたいスプレッドの狭い仮想通貨取引所3つを紹介します。
実際に口座開設して利用した国内取引所3つに絞っていますので、是非、参考にしてみてください。
おすすめ仮想通貨取引所
- 第1位「DMM Bitcoin」:スプレッドの狭さが魅力!国内のレバレッジ取引数No1!
- 第2位「bitbank(ビットバンク)」:国内取引所の取引量・セキュリティ面No1!!
- 第3位「GMOコイン」:国内取引所顧客満足度・取扱銘柄数No1!
おすすめ仮想通貨取引所1位:DMM Bitcoin
先ほどお伝えした通り、スプレッドの狭さで言えば、「DMM Bitcoin」が群を抜いています。
そのため、販売所で仮想通貨取引をおこなう方は、「DMM Bitcoin」一択と言えます。
ただし、提供が販売所しかないことに加え、メンテナンス回数が多いのが少し気になるところではありますが、、
そういう意味では、スプレッドだけで見れば、「DMM Bitcoin」が第1位ですが、総合力では、次に紹介する「bitbank(ビットバンク)」だと思っています。
おすすめ仮想通貨取引所2位:ビットバンク(bitbank)
先ほどお伝えした通り、国内の仮想通貨取引所の中で、「ビットバンク」のスプレッドは狭いと言えます。
また、個人的には、「bitbank(ビットバンク)」は、以下3つの特徴があるのも推しポイントとなっています。
ポイント
- 「セキュリティ国内No1」:過去にハッキングあった情報なし(ビットコイン流出など)
- 「サポートが丁寧」:メンテナンス長引いて入出金できないなどがない
- 「アプリストア評価国内No1」:画面(UI)がしっかりしていて使いやすい
なお、画面の使いやすさや取引所の有無・セキュリティなど、総合力で言えば、今回の取引所の中で間違いなくNo1と言えます。
おすすめ仮想通貨取引所3位:GMOコイン
GMOコインの販売所は、スプレッドが決して狭いわけではないです。
しかし、他の取引所に比べると、スプレッドが狭いことに加え、以下の特徴があるため第3位としました。
ポイント
- 「オリコン顧客満足度No1」:2年連続で国内取引所顧客満足度No1
- 「つみたて暗号資産」:仮想通貨であるビットコインなどを毎日または毎月積立可能
- 「出金手数料が無料」:仮想通貨取引所から口座への出金など
とくに、仮想通貨取引所からウォレット(メタマスク)などの出金(送金)にかかる手数料が無料なのは、大きな強みです。
そのため、NFTアートやNFTゲームなどを始めたいという方は、「GMOコイン」が一番おすすめとなっています。
仮想通貨のスプレッドを抑えるためのコツ3選を紹介!
最後に、仮想通貨の販売所におけるスプレッドを抑えるためのコツ3つを紹介したいと思います。
スプレッドを抑えるためのコツ
- 販売所ではなく取引所で仮想通貨の売買をおこなう
- 取引や通貨ごとに取引所を変える
- 取引の量をできるだけ減らす
まず、販売所は、取引相手が業者(仮想通貨取引所)なので、手数料が無料と言っておきながら、スプレッドを多く取られます。
そのため、取引所でおこなうのが、スプレッドを少なく取引するうえでは、もっとも有効な手段です。
しかし、「画面が初心者には難しい」ことに加え、「すぐに仮想通貨売買ができない」のがデメリットとなります。
そのため、初心者のうちは、今回紹介した取引所で通貨ごとのスプレッドを確認したり、取引量を頻繁にしないことを意識してみてください。
ポイント
なお、初心者だけど取引所で仮想通貨売買をしたい場合は、「bitbank(ビットバンク)」がおすすめです。
初心者の私でも取引所で仮想通貨売買できたので、手数料を押さえたい方は、以下記事を参考に取引してみてください。
初心者が知っておくべき仮想通貨のスプレッドのまとめ!
今回は、初心者が知っておくべきスプレッドについて、国内仮想通貨取引所を例に出しながら解説しました。
スプレッドは、見えない手数料と言われており、取引所によって買値と売値の差が大きく、仮想通貨の購入時点で大きく損をしてしまうことがあります。
なので、上級者の方は、手数料の少ない取引所で仮想通貨売買をおこなうことをおすすめしています。
しかし、いきなり仮想通貨を取引所で売買するのは難易度が高いので、まずは、今回紹介した、以下3つの販売所で売買してみてください。
おすすめ仮想通貨取引所
- 第1位「DMM Bitcoin」:スプレッドの狭さが魅力!国内のレバレッジ取引数No1!
- 第2位「bitbank(ビットバンク)」:国内取引所の取引量・セキュリティ面No1!!
- 第3位「GMOコイン」:国内取引所顧客満足度・取扱銘柄数No1!
以上、最後まで読んで頂きありがとうございました。
注意書き
仮想通貨の取引はリスクを伴うものです。必ず余剰資金でご利用ください。